ソルフェージュ 練習 音楽理論

上手い演奏の良さを説明できますか?

 

上手な人とそうでもない人、その違いを言葉にすることはできますか?

やっと音階の運指を覚えた初心者とベテランのプロ奏者、聴き比べたら違うのはもちろんわかるでしょう。

これをなんとなくの雰囲気で感じるだけでなく、言葉で表現できる人は確実に上手くなります。

「何となく雰囲気が・・」というような曖昧な言葉にしかできなかったら、上手くなりたいという望みに対しては黄色信号です。

なぜかというと違いを言葉にするには細かな違いを聴きわける耳とそれを分析するスキルを持っている必要があるから。

親が音楽家で良いものを聴きながら育ったなどの環境にいた場合以外、普通始めたばかりの頃はすごい人の何がすごいのか、自分に足りないのは何か、というのがわからないものです。

音は出ている。

指も動いてる。

でも何かプロの演奏と違う。

それがわかったらどこが違うのか何度も繰り返しCDを聴いたり、先生に尋ねてみたりできます。

でも。

違いがわからなければ手の打ちようがありません。

自分が上手い人と同じように出来ていると思っているのなら、上手い人に近づきたいとは考えませんから。

そして違いがわかっても「何となく雰囲気が・・」という感覚で具体的に何が違うかわかろうとせず、その雰囲気を真似ようとしても「雰囲気のコピー」なんてできません。

雰囲気はオーラとか空気ではなく具体的にやっていることによって作られているわけですからね。

ということで、違いがわかってその違いを埋めたいと思うなら、どこがどんな風に違うか認識するために言葉にすることはとても役に立ちます。

そしてその言葉にした違いを克服するために、何をしたら良いのかという実際に動けるアイデアを探すのが上手くなるための近道です。

たくさんの音源を聴いて参考にしようとしても、ぼんやり「すごいなー」で済ませて受け取った情報をどうやって活かすかを考えないでいては、時間も機会も無駄にしてしまってもったいない。

違いをなんとなくではなく言葉にすること、本当に上手くないたいと思ったら独り言でも日記の中でもいいのでぜひチャレンジしてみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 著書『音大に行かなかった大人管楽器奏者のための楽器練習大全』(あーと出版)を2023年8月に発売。Amazon「クラシック音楽理論」カテゴリーにて三週間連続ベストセラー第一位を獲得。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。管楽器プレーヤーのためのソルフェージュ教育専門家。クラリネット奏者。

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