アナリーゼ ソルフェージュ 合奏・アンサンブル 練習

初見ですぐに吹かなきゃならない時

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有吉尚子です。こんにちは!

初見のレコーディングやライヴでその場のリクエストで演奏、なんてときは楽譜を見てあと2分ですぐ本番!ということもあります。

そんなときの練習方法は準備時間が充分あるときとは違います。

試験勉強の一夜漬けみたいなものであまり継続的にやるのにおすすめというわけではないのですが、やり方の一つとしてご紹介します。

1.
まず全体を眺めてテンポや拍子を確認します。

その時に入り組んでいそうな部分の指順やアンサンブルの引っかかりになりそうなテンポのゆらぎやフェルマータからの戻りなどをチェックしてしまいます。

2.
もし時間と音出し出来る場所があり共演者がそこにいたら、全体を止まらずにざっと通します。

ここでは周りのパートとの関係がどうなってるか把握することと、音型がヨレてしまうようなところがどこなのか知るのが目的です。

アンサンブルに特に注意が必要な箇所と、どこがどうヨレるのかまた音が入らないなら引っかかるポイントになってる音とその原因(予想外の臨時記号に戸惑う、指順が思ったのと違ってるなど)は何かを覚えておきます。

3.
アンサンブルの特に注意したいポイントは楽譜にメモをし、ヨレたり音が入らなかった箇所を取り出して練習します。

時間がないけれども思い切ってテンポを落として鳴りにくい音や滑りがちな音にアクセントテヌートを付けて吹いてみます。

4.
アクセントテヌートで音の把握と指やアンブシュアや息のコントロールのポイントがわかったらテンポは戻します。

時間がない時はそれで完成です。

これだとものすごく集中するのでその場ではなんとかなりますが、後になって思い出そうとしても何を吹いたのか全然覚えていないしテクニックが身につくというわけでもない上にリスキーなのでおすすめではありません。

今すぐ対応しなければならない非常時のときにだけやる方法です。

何かのときに使えそうだったら参考にしてみてくださいね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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