アナリーゼ ソルフェージュ 音楽理論

下行も上行も同じなのに飾りの音

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楽典を一緒に読んでみましょう!のシリーズ、p.123の調性判断のルールの例外を読み進めています。

有吉尚子です。こんにちは!

今回は2)の譜例38から見てみましょう。

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これは刺繍音を知っていたら簡単な例です。

2小節目を大きく見ると、旋律の骨格としてはこの小節全体でGisの伸ばしです。

そしてただの伸ばしじゃなくなにか動いてみたいなということでGis-FisーGisという形にしてFisの刺繍音を使ったんですね。

そこからさらにFisの伸ばし音でも動いてみたくなって、さらに下のEを刺繍音として拾ってみたんです。

刺繍音がさらに刺繍で飾られているというわけなんですね。

骨格としてはただのGisの伸ばしなので上行下行していてもこのFisは音階本来の音とは関係ありません。

それにしてもなぜFじゃなくわざわざFisにしたかというと、a-mollの導音であるGisから飾りとして下ってきた先がFでは増2度も隙間があって旋律の動きとして不自然さが出て飾りらしくキレイに聴こえないからではないかと思います。

「え?なんだって?」と思ったら実際にピアノかアプリで音を鳴らして聴いてみると意味がわかるでしょう。

こんな例外がまだ幾つかありますが順に詳しく解説していきますね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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