練習していていつも同じところで引っかかる原因について先日書きました。
今回はなぜかいつも違うことろで引っかかってしまうのはなぜなのか考えてみたいと思います。
まず前提として、当然ながら引っかかるのには色んな理由があるので一概に言えるものではありません。
その上で多いことのひとつは楽譜をよく見ていないで指任せ運任せにしてる場合。
音をちゃんと認識していなかったら出来たとしてもまぐれですね。
もう一つは注意するポイントが毎回変わってしまう場合。
一箇所の難所を集中力を持って無事に通過することが出来ました。
次に出てくるプチ難所のことは忘れていました。
というパターンですね。
一箇所気をつけたらホッとしてそれ以外の箇所で何も意図が無くなっていたりというのもありがちなことかもしれません。
そして今引っかかったところに注意してもう一回やったらさっき上手く行った難所がおかしくなってしまった、なんてことも。
「ここは注意しなくちゃ!」というのを記憶だけに頼っていると特に印象的な注意ポイントは覚えていても他があいまいになってしまいがちなんですよね。
それじゃあ「ここではこれを思い出す!」なんて決意をしたとしても必ず思い出せるとは限りません。
そんな場合は楽譜にわかりやすく「すぐにまた注意したいポイントが出てきているぞ!」とメモしておくのが役に立ちます。
目で見てパッと思い出せるようになっていたら「あ、忘れてた」なんてことは減っていくでしょう。
いつも違う場所で間違えるのには注意を向ける箇所が決まっていないというのが結構ありがちなんです。
自分の記憶力を過信していることが原因のひとつと言えるのかもしれませんね。
メモすること、使えそうだったらぜひやってみて下さいね!