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コードがわかるとスコアが読みやすくなる

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コードっていうとアドリブ演奏をする人のためのものかな、なんて思っていませんか?

有吉尚子です。こんにちは!

もちろんアドリブ演奏にはコードは役に立ちます。

でもそれだけではなくて、例えばスコアを読むときなんかもコードがわかると分析がラクになるんですね。

たとえばこの小節はドミソ、次の小節はドミラ、なんて進行があったらC、Aとメモしておけばどんな装飾音形が使われた曲でもパッと見た瞬間に構成音がわかります。

構成音がわかればその曲の調と照らし合わせて和音度がわかりますね。

和音度がわかればその場所が盛り上がりなのか落ち着きなのかなんてストーリー展開も見えてきます。

それにコードを使った即興演奏になれておくとアレンジをするときも和音度からだけでなく考えられるので便利です。

楽典や和声学をやった方ならすぐに理解できて、またとってもお役立ちなコード、読めるのは才能なんかじゃなくただの慣れです。

でもどうやって慣れたらいいんだろう?

と思うかもしれませんね。

色んな方法がありますが、わたしのやり方をご紹介します。

まずコードネームから構成音を思い出して声に出して読みます。

C!ドミソ!

そしたらその音を自分の普段使う楽器で出してみます。

クラリネットならレ・ファ♯・ラ、アルトサックスならラ・ド♯・ミをCとして覚えましょう。

移調楽器だからってまずCはドミソと覚えてから移調して覚え直すのは二度手間だしあまり意味がありません。

そして運指と読んだ音と出てくる音に慣れたいので普段使わないピアノでやるよりテクニック的に余裕のある自分の専門楽器でやる方が面倒が少なく話が早いです。

Cの構成音ドミソを色んな音域で色んな順番で吹いてみて、慣れたなと思ったら音符が書いてあるところは隠してコードネームだけを見ながら同じことをやってみます。

2016-10-28_17-20-01

それも大丈夫そうなら次はFやGのコードでもやってみましょう。

2016-10-28_17-20-18

音大入試課題のスケールなどの習慣でCの後についD♭のコードをやりたくなるかもしれませんが、実際の曲の中ではC・D♭なんて進行よりCからはFやGに進むことの方がはるかに多いです。

いきなり半音階的転調の練習をするなんて大胆なことはせず、近親調に進むCFGCなどスタンダードな和声進行を使ってその組み合わせにも慣れてしまいましょう。

コードが読めると即興でオブリガードをつけられたり、生徒さんの取り組んでる曲に簡単な伴奏が自分の楽器でつけてあげられたりします。

レッスンとしても先生の音質を聴きそれをマネしながら、ハーモニー感も養えるという一石二鳥なところもありますね。

一日5分で出来るようになるのでぜひ普段の音出しなんかで取り入れてみてくださいな!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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