本番でドキドキしているとき、固くなって変なミスをするというパターンもあれば反対にいつもよりスムーズに指が回ってよかったというパターンもあったりしませんか?
なんとか落ち着こうとしたりドキドキが収まるよう努力したりしてしまいがちかもしれませんね。
でもこのドキドキするのはアドレナリンのひとつの作用なのですよ。
アドレナリンは火事場の馬鹿力を引き起こすホルモン。
ものすごいパフォーマンスをするアスリートやミュージシャンはこのアドレナリンの効果をうまく利用しているもの。
たくさん練習したし落ち着いて緊張もせずに迎えた本番で必ずしもうまくいかずむしろ反対に不完全燃焼になってしまってなんだか物足りない、そんな経験はありませんか?
極端ですが緊張しない人には良いパフォーマンスはできないなんて言う奏者もいるくらい。
ドキドキがある方が周りからの情報キャッチもそれに対する反応も良くなるしいいことがたくさんなのですね。
だからアスリートなんかはわざとドキドキするために好きな音楽で気分を盛り上げたり色々工夫するわけ。
せっかくいつも以上の力を出して良いパフォーマンスになるためのエネルギーが出ているのなら使わなきゃもったいない!
もしかしたら薬物なしのセルフでのドーピングみたいなものかもしれませんね!
ということは本番に臨む舞台袖で落ち着こうなんてトンチンカン。
どうせなら思う存分ドキドキしてさらにそれを活用できるように普段からトレーニングしておきたいものですね!