アレクサンダーテクニーク 思考と心 身体の仕組み

楽しい打ち上げの翌日の二日酔い

 

日曜のマチネコンサートが終わって早い時間からの打ち上げ!

楽しくてつい飲みすぎた次の月曜日、二日酔いで頭痛吐き気のダル重に・・。

そんなときって自己嫌悪になってみたりイライラしたりと、身体の調子だけでなく気分も悪いでしょう(笑)

やはり身体の具合がおかしいと心と思考にも影響が出てくるもの。

心は身体に影響するし、身体は心に影響します。

アレクサンダーテクニークの人体のシステムを最初に発見したF.M.アレクサンダーさんという方の書いた何冊かの本でよく言われているのは、心と身体は別々にあるのではなくお互いに影響しあって機能しているということ。

何かストレスや悩み事があると変なところでミスをしたり音の鳴りが悪くなったりするでしょう。

これは心と身体が物理的に繋がっているから。

そういう例のひとつとして、「飲みすぎなどで肝臓や腎臓が悪くなると論理的に考える力が弱くなり記憶力も落ちる」という話もあるそうです。

飲みすぎだけでなく体調不良やストレスは、体力的なことだけでなく楽譜を読んだり耳を働かせて周りにアンテナを張ったりという脳の働きにも影響があります。

大事な本番前には身体の調子を整えるだけでなく、心の状態も整えたいものですね。

身体のことと心のこと、演奏にも日常のことにもたくさん繋がりがあって興味深く面白いですね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 著書『音大に行かなかった大人管楽器奏者のための楽器練習大全』(あーと出版)を2023年8月に発売。Amazon「クラシック音楽理論」カテゴリーにて三週間連続ベストセラー第一位を獲得。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。管楽器プレーヤーのためのソルフェージュ教育専門家。クラリネット奏者。

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