アナリーゼ ソルフェージュ 練習

抑揚のつけ方のヒント

前回の記事で和音は3つに分けられる、というお話をしましたね。

有吉尚子です。こんにちは!

この3つに分けた和音、「どんな風に抑揚をつけたらいいんだろう?」なんて時にヒントになることが実は隠れているんですね。

和音のことって抑揚に関係するのなら作曲やアレンジをする時だけでなく演奏をするときにも必要な知識だったのです。

譜面台の楽譜

では和音が一体どうやって抑揚のヒントになっているのでしょうか。

たとえば古典派作品の楽譜なんかはクレッシェンドやディミネンドなど音量指示はほとんどされていないなんてことが多いですよね。

そういう楽譜でも演奏する時は盛り上がってるところに向かってクレッシェンド

逆に落ち着いたところに向かってはディミネンドを、

自然にかけていきます。

その盛り上がるところや落ち着きに向かうところを何となくの感覚で見てしまうと全体の整合性や作品のストーリーの筋が通らなくなったり、またはその日の気分によって全然違う表現になってしまってアンサンブル仲間を混乱させたりします。

そういときに感覚だけに頼らず和音のつながり方を見てみると、どう演奏して欲しいのかがわかったりするんですね。

具体的に例えるなら、属7や属9などドミナントのそわそわした感じは盛り上がりで、

1度や6度などトニックは落ち着きです。

大抵の場合、盛り上がりから落ち着きに行く時は帰ってきた収まる風に演奏します。

落ち着き和音のトニックに戻ってきたホッとする場面でさらに盛り上がる音を出してしまうと、作品のストーリー展開がおかしなことになりますよね。

(トニックに向けてアンサンブルを厚く音圧を増して行くように書かれていたらクレッシェンドすることも、もちろんあります)

そんな風に音量の参考にしたり音色の変化の参考になる3つに分ける見方ですが、単純な盛り上がりと落ち着きと色付けだけではなくその中でも細かくは何種類かの和音があって、色合い役割も違っています。

次回からはそのそれぞれを見てみましょう!

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