「その奏法間違ってるよ」「音程が合ってないね」
そんなダメ出しをされることって結構たくさんありますよね。
では合奏指導の手法として、ダメ出しをするというのはどんな効果があるのでしょうか。
「自分はダメなんだ」「上手くないからなー」「どうせ趣味だし」
そんな風にネガティブな気持ちになってしまうのではありませんか?
上手くなってほしい、
もっと楽しめるようになってくれたらいいな、
そんな願いがあってするダメ出しだとしても萎縮させたり自己否定させたりしてしまうなら逆効果。
本当に上手くなるための声がけはダメ出しじゃないのですよ。
上達したい人が本当に知りたいのはどこがダメかよりも今やっていることが行きたい方向に近づいているのどうか。
正しい方向にいってるのであればそのまま頑張ればいいし、そうでないなら違う方向にむかう方法を探さなければなりません。
ただのダメ出しではそのどちらも得られないんですよね。
ダメ出しをするのは簡単だし教えてる感があるのでついついやってしまいがちですが、人になにか伝えることを「ついついやっちゃう」なんてぼんやりした考えでするのはとっても失礼なことでもあるのですよね。
合奏パート練習をするならどんな声がけをすると良いのかも考えて選択したいものですね。