「一生懸命に」「まじめに」やることってどういうことだと思いますか?
有吉尚子です。こんにちは!
「もっと一生懸命に」「もっとまじめに」
そんな言葉からイメージするものはもしかしたら動作としては「一生懸命にやってるフリ」「まじめにやってるフリ」かもしれませんね。
例えば一人で練習しているとき、面白くて夢中になって吹いているというような練習をしていたら「一生懸命にやってるフリ」「まじめにやってるフリ」をしようなんて思いもしないでしょう。
好きなマンガの最新刊を一気読みしているようなときも「集中しよう」なんて考えてませんよね。
実は学びの質と効率がいいのは楽しいと感じているときだそう。
マンガから漢字の読み方を覚えたり専門的なことを知ったりという経験のある方は少なくないでしょう。
わたしも源氏物語はほぼマンガからストーリーを知りました(笑)
確かにつまらないと思いながら教科書や参考書を読むよりも興味を持ちながら読んだ方が頭に入るんですよね。
音楽も同じでいやいや吹いていたりめんどくさいと感じていたらあんまり頭にも入らないし結局身につきにくいんです。
本当は「一生懸命」は楽しいもの。
「死ぬ気でがんばる」とか「頑張ってるフリをする」が一生懸命ではないんです。
一生懸命とかまじめにと思うときは実は心の中であまり面白くないと感じているときかもしれませんね。