「この手順でやればこのくらいのペースで出来るようになる」という自分にとって鉄板の練習方法を持っていますか?
もしそういう手順が特に無いとしたら、普段何を指針に練習を進めて行っているのでしょうか。
毎度行き当たりばったりの練習では出来るようになる時期の目処が立ちにくく、練習にむやみに時間がかかってしまうでしょう。
自分なりの練習方法を確立しておくと、本番までの練習計画が立てられ間に合うかどうかというストレスから解放されます。
もしまだ自分なりの「この手順でやれば絶対出来るようになる」という練習方法がなければ、この機会に考えてみるのもいいでしょう。
考えてみるときには実際に何か期限(初合わせの日など)までに仕上げたいものを練習しながらその過程を記録していくやり方が、わかりやすく自分オリジナルの方法を洗練させていく土台になっていくのでおすすめです。
各段階でそれぞれ目的や練習内容も違ってくるので
・初めて楽譜を受け取った時
・少しずつ精度を上げていく時
・仕上げの段階
など、その日の練習の目的を始めに決めてから取り組むのが良いでしょう。
もしかしたら練習を進めるうちにうまくいかないトレーニングやムダに時間がかかる方法に気づくこともあるかもしれません。
そんなときはその練習方法をダメなプランとして忘れてしまうのではなく、自分にもっと合うやり方があるということがわかった大切な記録として覚えておきましょう。
上手く行かなかったり失敗したことというのは、今後採用することのない練習方法であるという貴重な情報です。
後で誰かに教えるときにもきっと役に立つでしょう。
上手く行かないやり方は何か別の方法に変えてみて、それがうまくいくかどうか練習しながら実験と記録を続けましょう。
そうしているうちに自分なりの練習方法が確立されて行きます。
練習の手順が確率されてしまえば「どうやったらできるのか」「いつになったら仕上がるのか」、そんな不安にとらわれず練習の途中でも心穏やかに向き合うことが出来るのでおすすめです。
ぜひやってみてくださいね!