アレクサンダー・テクニーク レッスン 練習 身体の仕組み

上手い人はより上手く、ヘタクソはより下手に

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ここまでたくさんの記事を読んでこられた方はアレクサンダーテクニークって万能だな!

これさえあれば何でも出来る・・・詐欺みたい!

そんな風に感じるかもしれません。

でもそんなこれさえあればok!なんて万能のものが世の中にあるわけがありません。

もしもあったら本当に詐欺ですからね!気をつけましょう。

アレクサンダー・テクニークは詐欺じゃありません

当然ながらアレクサンダーテクニークだって万能薬ではないのです。

これだけで上手くなるとか、痛みがなくなるとか、そんな都合のいいシロモノではありません。

アレクサンダーテクニークはやりたいことが明確な人にとってそれをより良くやるためのツールになるものなのです。

出したい音が明確でその正しいやり方を知っていたら、より良く効率的に望む音を出せます。

でもイメージする音を出すための方法を勘違いしていたら?

上手くいかない奏法を正しくて自分に合うと信じていたら?

その場合は全力で効率よく下手くそに吹くことができます。

アレクサンダーテクニークはそういうもの。

正しい知識やスキルがあれば上手くなることを助けるけれどデタラメにやためったらやれば下手にやることも大いに助けます。

例えるなら電動自転車みたいなものかもしれませんね。

ちゃんと使えば目的地に早く楽に着くことをサポートしてくれます。

でも乗り方次第では事故を起こす危険な方向に全力で漕ぎ出すことだって出来る。

こちらへ走ってくる車に正面からより良く思いっきり突っ込むことだって当たり前にサポートできます。

目的をはっきりさせよう!

だからこそ、アレクサンダーテクニークを通して何をしたいのかを明確にするのがとても大切。

好き放題に歌を揺らして誰も合わせられないような演奏をより効率的にめちゃくちゃにやる、そんなことをしたくはありませんよね。

楽譜にどんなことが書いてあって周りからどんな音が聴こえて、それに自分がどう反応したいかをちゃんと知っていなければ、アレクサンダーテクニークなんて暴走電動自転車です。

身体は答えを知っている?

よくアレクサンダー・テクニークのレッスンで「自動で身体が全体を調整するのを信じましょう」といわれる場面があります。

これは身体が痛みや怪我を避けるために自動運転で常に微調整を行っているのを邪魔するなというお話。

楽器の運指を知らない初心者がアレクサンダーテクニークを使えば天から降ってくるように正しい運指が脳内にひらめく!

そんなバカな!

やり方を知りもしないことを勝手に新しく出来るようになる新興宗教じゃないのですよ!笑

まずは運指を知って指を動かして、もっとこうしたいという「望み」があってこそ役立つもの。

だからアレクサンダーテクニークのレッスンではうるさく何度も「どうしたい?何をやりたい?」と尋ねられるのです。

そしてその音楽的な目的をはっきりさせるのが譜読みでありソルフェージュなのですね。

レッスンを受けるときには

「アレクサンダーテクニークに興味があります!」そんな方がよく講座やレッスンにいらっしゃいます。

それ自体に問題はなく大歓迎!

それならついでにアレクサンダーテクニークを使って何をより良くやりたいのかも考えてみるとより学びが深まって結果に繋がりやすくなりますよ。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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