「喉を開く」という話題は管楽器をやっているとよく出くわします。
このブログでも何度か取り上げている話題ですが、声を出す時にやることを楽器でもやろうとしてはいないでしょうか?なんてお話です。
有吉尚子です。こんにちは!
試しに自分が出せる一番高い声を出してみましょう。
その時、喉のあたりはどうなっていると思いますか?
声楽の知識や技術がない場合、たいてい鶏が絞め殺されるような声を出すのではないかと思います。
それが良いとか悪いではなく、日常の中で自分の発する音の高さのコントロールは、そんな風に普段やっているということですね。
さて。
楽器で中くらいの音域から高い方へだんだん行くに連れて息や唇やその他でどんな操作が必要だと思いますか?
ぜひ言葉にしてみましょう。
当然角楽器によって必要なことは違いますが、その中に高い声を出す時にしていたことは含まれますか?
息の圧力なんかは楽器でも声でも共通するところかもしれませんね。
でも高い声を出す時にノドあたりでしていたことは楽器で高音に行く為には必要ないことかもしれません。
実はこの声の高さをかえる操作を多くの管楽器奏者は楽器でも無意識にしてしまっているそう。
音域によって身体の使い方を変えるのはもちろん必要です。
でも、
もしかしたら必要だと勘違いしてやっていることをやめたら随分ラクに高音が出るようになったりするかもしれません。
もしかして?!と思ったら試しに確認してみるのも良いのではないでしょうか。
ぜひやってみてくださいね!