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シューマンの言葉

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ロマン主義の作曲家として知られるロベルト・シューマン、彼の書いた音楽新報という雑誌から抜粋でまとめられた「音楽と音楽家」という本を読みました。

有吉尚子です。こんにちは!

シューマンは作曲家としてだけでなく批評家としても教育者としても優れた人でした。

本文はもちろんですが、後ろの方に「音楽の座右の銘」として載ってるものが、現代でも価値の高い言葉ばかり。

すごく共感できることがたくさんだったので引用して少しだけご紹介します。

↓↓↓ここから↓↓↓

・一番大切なのは耳(聴音)をつくること。

・機械的な練習だけではABCを速く言えるだけなのと同じで、それだけで万事解決するものではない。

・拍子を正しく守って弾くように。多くの名人の演奏を聴いていると、酔っ払いが歩いているようだ。そんなものは手本にしないように。

・やさしい曲を上手に、きれいに、ひくよう努力すること。

その方が、むずかしいものを平凡にひくよりましだ。

・たとえ声がよくなくても、楽器の助けをかりないで、譜面を見て歌えるようになること。

そうすると聴音がますます鋭敏になる。

・ひく時には、誰がきいていようと気にしないこと。

・いわゆる華麗な弾き方が、達者にこなせるようになろうと心がけないように。ある曲をひく時には、作曲家の考えていた印象を呼び起こすように努めなければいけない。それ以上を狙ってはいけない。作家の意図を越えたものは漫画と同じだ。

・歌手の話は、いろいろためになる。けれども、何もかも言われる通りに信じてはいけない。

・勉強に終わりはない。

↑↑↑ここまで↑↑↑

ほんのごく一部のご紹介ですが、どの言葉も的確で鋭いですね。

シューマンは芸術文化のことも教育のことも本当に大切に考えていたことがよくわかってこんな言葉の数々に触れると身が引き締まる気がします。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね!

「音楽と音楽家」
シューマン著
吉田秀和訳
岩波文庫より

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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