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ジストニアを引き起こす練習をしたいですか?

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楽譜から読み取ったことを実際に自分の楽器で音にするとき、必要なのは楽器のコントロール技術ですね。

有吉尚子です。こんにちは!

中学や高校で音楽を始めた場合、多くが歳の近い先輩や仲間から教わります。

そしてその若い先輩や仲間は、自分がやっていることを正確にわかっているというわけではありません!

管楽器を演奏するために「腹筋を使って!」なんていうのが良い例。

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腹筋はどこにどうついていてどんな働きができるのか、使うってどう使うのか。

これは翻訳するとお腹回り全体の筋肉が(シックスパックになる腹直筋だけではありません)内臓を圧迫して横隔膜が上がるように絞る動きをする、ということ。

ここまで専門的でなくてももちろん大丈夫ですが、

腹筋を使う=お腹を固める

だと思ってしまってる相手には「腹筋を使って」では息を吐くために逆効果になることをさせてしまったりします。

中には感覚的にパッとできるようになる方もいるでしょうが、誰にでも同じ表現が通じるわけではありせんよね。

他にも細かい運指が上手くいかないときに指に問題があるんだと思っていたら、
実はソルフェージュがあいまいなだけだった、なんてケース。

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本来は声に出して音を読んでみたら出来るようになるところ、うっかり指の筋トレなんてはじめて効果がないのは努力が足りないからだ、なんていう思い込みで
さらに指に負荷をかけ続けるうちにジストニアになってしまったりして指が意図の通り動かなくなってしまい演奏が続けられなくなってしまう・・・

恐ろしいことだと思いませんか?

ちゃんとひとりひとりの生徒がどう受け取ってどんな変化があるのかを見極めてフォローしてあげるのは、楽器演奏を始めた初期段階では特に大切なことです。

楽器の操作に関しては正確な知識を持った楽器の専門家に習うのが最良ですが、初心者さんの一番身近にいて向き合っている立場の方が正確な身体についての知識を持っているというのは大きな助けになります。

とはいえ今から解剖学を勉強するなんて果てしないことですから、実際の演奏に関わる仕組みだけでもワークショップなどで知っておくというのもスキルアップのために役に立つひとつのアイデアですね。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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