「自分はこう思うけどそれは正しいですか」
「こんな練習でうまくいくんですがどう思いますか」
なんていう風にすでにご自身のやり方や練習方法を確立していたり、自分の考えにこだわりを持ってる、という方からお問い合わせ(?)をいただくことが結構あるのです。
感想としていただくものでも「これにヒントをもらいました」とか「それは違うと思います」というのは大歓迎です。
でも。
別に困ってることも無いしアイデアが欲しいわけでもない、そんな方からの質問って何なのでしょうか。
正しいかどうかなんてその人のやりたいことが何かによって全然変わるし、やりたいことに向かう手段だって無数にあるわけなんですからたった一つの方法を正しいとか間違ってるなんて言い切れるわけありません。
自分でそうだと思うことがあるならそれがその人にとっての真実なのでしょう。
そして「こんな練習でうまくいくんですがどう思いますか」というご質問。
ご自身のやり方で上手く行ってると感じるならなにか変える必要は無いでしょうし実際に出ている音はわたしは聴いたことはないし、聴いたところで自分で満足ならそれでいいのでは、ということになります。
いろんな見方があるでしょうがわたしは今のところこういう質問を装った自己主張は自分の考えや経験を肯定してもらいたいだけなのじゃないかと思っています。
レッスンもメール講座も自分に都合のいいことを言っておだててもらったり慰めてもらう場所ではありません。
困ってることを解決したり進みたい方向へ行くためのヒントを探したりする場所です。
「やりたいことがある」
「もう一歩進みたいけど方法がわからない」
なんて方のお手伝いはいくらでも喜んでいたしますが、自分の正当性を確認したいとか誰かにマウンティングするための裏付けが欲しいなんて方はわたしのところへ来ても期待通りのものは得られません。
それどころかトンチンカンな持論をこてんぱんに崩されてしまうかもしれませんのでご注意を(笑)