今回は楽典を読んでみるシリーズの楽譜の読み方の基礎的な部分について見てみましょう。
有吉尚子です。こんにちは!
黄色の楽典の本、17ページの「譜表と音名」のところからです。
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この章はオーケストラや吹奏楽をやってる方はもうすでに知ってるようなことがほとんどだと思うのでザザッと簡単に見てしまいましょう。
五線・加線のところは分かり切ってるのでスルーしてしまって大丈夫です。
音部記号のところはスコアを読むときに役に立つので一応知っておきたいですね。
ト音記号は書き初めのところがG、
へ音記号は書き初めのところがF、
とわかり易くそのままですね。
あとはハ音記号がわかってればひとまずOKです。
ハ音記号は図の真ん中のところがCの音です。
テノール記号とかアルト記号では位置がずれて書かれていますが、真ん中がCなのは変わりません。
手書きになるとこんな風に書かれますが、それでも真ん中がCなのは変わりません。
覚えておかなくても良いのですが、ヴィオラやチェロやファゴットの楽譜で出てくるので、ハ音記号の楽譜に何の音が書いてあるのか知りたくなったら「真ん中のドから数えれば良いんだったなー」と思い出してもらえたら充分です。
あとは大譜表って言葉が登場してますが、これはスコアのことです。
五線が2つ以上の場合は何本の楽器の楽譜でもスコアです。
今回はごく簡単な基礎のところに触れて見ましたが、用語が意外に見慣れなくて楽典は読みにくい・・なんて方には知っておくと便利なことかもしれませんね。