オーケストラや吹奏楽など大人数で集まる機会が多いと自然と仲の良い人とグループになりそうでもない人とはあまり絡まないなんてありませんか?
演奏団体だけでなく学校や会社やサークルなんかでもありますよね。
仲の良い人とは気が合うので何となく話しやすく快適でストレスが少なく過ごせます。
そして
「あの人ちょっと怖い」
「ノリが違って絡みにくい」
「世代が違って話が合わない」
そんな人とはあまり関わらないからさほど親しくはならなかったり。
そしてたまにイラっとするような指摘をしてきたり苦情を言われたりというのはあまり親しくないグループの人だったりしませんか?
そんなときは
「気の合う人とだけやりたいのに」
なんて思っちゃうかもしれません。
でも面白いことにステップアップしたり次のステージに大きくジャンプするきっかけになるのはそんな親しくない人からの一見迷惑と感じるようなコメントだったり。
はじめはイラっとするし「何を突然いらん口出しをして!」なんて思うことでも冷静になるともっともだなと感じることもあって結果的にもらえて良かった意見に感じられたりしませんか?
こういうこと、わたしはよくあります。
大学時代に練習していてたまたま近くにいた先輩から「そのタンギング、長いって言われない?」なんて言われてイラッとして。
でも後で自分の演奏をよくよく聴いてみると語尾の処理が甘いことに気がついたり。
イラッとするのは自分の視点では気がついてなかったり目をそらしていたことだったり図星だったりということの裏返しなのかもしれません。
考え方が似ていたり感性が近い付き合いやすい人とだけ関わっても世界は広がらないのですよね。
眼から鱗な発見があったり思わぬところを指摘され気付いたりというのは自分とタイプが違うからこそなのかもしれません。
もしかしたら嫌いな人こそ自分の成長のきっかけになるのかもと思うと周りとの付き合い方は変わっていくかもしれませんね。