ソルフェージュ トリビア知識 練習 身体の仕組み

一番良いリードで選んじゃダメ

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マウスピースやリガチャーなど楽器の仕掛け(セッティング)ってどれくらいの頻度で変えますか?

どれくらい吹くかにも予算にも近くに楽器屋さんがあるかどうかにも左右されるものですが、仕掛けはできれば定期的に買い替える方がおすすめなのです。

というのは、消耗品であるパーツは日々変化して劣化し続けているものだから。

そして毎日会う人の髪がいつ伸びたのかわからないように、日々気付かないくらいの変化だと自分が順応していってしまい劣化に気が付かないから。

マウスピースやリガチャーって毎日吹いたら3ヶ月くらいでもう全く変わってしまうものなのですよね。

そして気が付かないうちにそれに慣れ順応していき、劣化した仕掛けを吹くための奏法になっていってしまいます。

劣化に合わせて奏法を変えて自分の身体に負荷をかけていたり感覚が淀んでいくのを防ぐ意味でも定期的に仕掛けを変えていくのは大切だと思うのです。

また仕掛けを新しくするときはできるだけ今まで使っていた古いものに似ていないのを選ぶのがおすすめ。

吹きやすいのとか音の好みはもちろんあるでしょうが、そういうことではなく古い仕掛けで育てたリードは切ったり削ったりしていなくてもそれに合うようにいつの間にか調整されてしまっています。

そのリードで選んだ新しい仕掛けが古いものに似ているのはごく自然なこと。

古い仕掛けのときに一番良いと感じるリードはもっと良い新しいセッティングには合わないかもしれないのです。

ということは古い仕掛けで一番良いと感じるリードを使ってマウスピースやらを選定するのはトンチンカンだということ。

選ぶときの手順やコツの他にそんなことも選定のときには知っておきたいですよね。

仕掛けを選ぶときに客観的に聴いてアドバイスが欲しかったりお手伝いしてほしいという場合はわたしもたまには試奏会をすることもありますがまずは習っている先生に相談してみると良いですよ。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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