同じ不愉快なことが起きた時に、感情的にイライラする人と冷静に出来事として受け取る人、2通りいますよね。
それってなぜだと思いますか?
人間ができているかどうか?性格の問題?
そんなことではなく自分でどんな反応を選択しているかなんですね。
イライラするのはイライラさせる相手の問題じゃありません。
ただの事実としての出来事からイライラするという選択をした自分の問題なんです。
なんてことは以前の記事でも書いていますが、心や思考って身体の動きや使い方と深い関係があるんですね。
感情のコントロールが自分でちゃんと出来るかどうかって、実は身体の使い方が影響しているんですよ。
ためしに頭と首と背骨を動かさずに10歩くらいぐるっと歩いて戻ってきてみましょう。
どんな気分ですか?
ずっとその動き方をしていたら一日の終りにはどんな気分になっていると思いますか?
ではもう一つ。
頭も首も背骨も腕も足も胸も全部が自由に動いていいと思って10歩くらいぐるっと歩いて戻ってきてみましょう。
さっきとどう違うでしょうか。
これってほんの些細な違いかもしれませんが、その些細な違いに着目できるか見逃すかというアンテナ感度があるかどうかも大切ですね。
こういう身体の使い方のメンタルへの影響って大きいのでタバコを吸いたくなったり練習に着手したくないと感じるのはそもそもそういう心身の状況を自分で作っているというのを初めて聞いたときにはすごく納得できるお話だなと思ったのでした。
振り返ってみると意外な面白い発見があるかもしれませんね!