「間違えないように」「ミスをしないように」そんな風に考えて演奏しようとすることってありませんか?
有吉尚子です。こんにちは!
何度も書いていますが人の身体は否定形の言葉ではなく肯定形の意図で動いていることがほとんどです。
だって間違えなければいい演奏になるわけではないし、ミスが出ないことが目標でもありませんもんね。
そして「間違えない」というのは「楽譜通りに演奏する」とは違います。
間違えないためには「何もしない」もいう選択肢もありますもんね。
失敗したくないからチャレンジしない。
怪我をしたくないからスポーツはやらない。
それなら新しいチャレンジによる成果やオリンピックの新記録なんかは出ないでしょうが安全に過ごせるのは確かです。
でも演奏の時にはそんな風に無難にやり過ごしたいわけではありませんよね。
間違えないためじゃなくて自分の好きな曲を紹介したいとか楽器の魅力を伝えたいとか頑張りを見てほしいとか、何か肯定的な意図があるはず。
「間違えない」は「良い演奏」とは違うんですね。
ピンと来たら参考にしてみてくださいね!