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先生に呆れられたときのこと

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有吉尚子です。こんにちは!

学生時代に受けたレッスンでなるほど確かに!と思ったことがありました。

まだ譜読みが出来ていない曲を週に一回あるクラリネットのレッスンに持っていったんですね。

そこで先生から怒るでもなく呆れたように言われたのが「これでオレに一体どうしろっていうの?」というひとこと。

どこが指が追いついていないかとか楽譜が読めていないかは自分でわかっているし、そのための練習の仕方をわたしが知ってるということも先生はわかっています。

その時は大学院も2年生だったのでもうレッスンは運指を教わったり練習方法を教わる場面ではなく歌い方や音楽の運びを自分で作ってそれに対して意見を聞かせてもらうというようなことがメインでした。

そんなタイミングで音楽がどうこうではない譜読みが間に合っていない状態を見せられたって教える方からしたら言えることは何もないんですよね。

「一体どうしろっていうの」という言葉が出るのも当然です。

なのでそのときは「今回はまだこんな状態なので来週までに仕上げて来ます」と言って帰りました。

普段お仕事が忙しかったり家庭の事情があったりで練習時間がとれないからレッスンの場で練習したいとか練習の仕方を教えてもらうという目的でレッスンに行くならもちろんそれでもいいでしょう。

それはそれで目的がはっきりしているし、その通りのことをするんですから。

レッスンはただなんとなく行けば魔法をかけてもらって上手くなるというものではなく、それぞれやりたいことや自分なりの課題があって行くんですよね。

なのでやってみた音楽について意見がほしくて行くのにその音楽を持っていかない、というのはアウトです。

何しに行ってるのか訳がわかりませんから。

そんなことをふと懐かしく思い出したのでした。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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