長く演奏を続けていると「本番失敗しないように」「練習するべきだからやらなきゃ」という考えが出てくることもあるでしょう。
そんな考えが頭にあると、楽しさや充実より義務感やストレスを感じてしまうかもしれませんね。
やはり何をするにしても、、嫌なこと・起きてほしくないことを回避したいという動機よりも、望むことに向かっていく建設的な動機の方が上手く機能しやすいもの。
本当は音楽をすることでイライラしたり自己嫌悪になったりしたいわけではないでしょう。
それではあなたはなぜ音楽をしているのでしょうか。
音楽をする理由は人それぞれ
・趣味として
・仕事として
・生きがいとして
・新しい刺激を求めて
・仲間とワイワイするために
他にもたくさんあるでしょう。
演奏を褒めてもらうことで自己肯定感を得たいというのも、仕事を離れてアンサンブル仲間と楽しく過ごしたいというのも、その人にとって大切なことなら全部が正当な理由です。
本番のプレッシャーから逃れたいと思うときや練習がイヤなとき、極論をいうなら辞めたって逃げたって別にいいはず。
それなのに音楽をするという選択をするのはなぜなのかを考えてみましょう。
「ミスしないように」「緊張しないように」「基礎練はしなきゃならない」そういうネガティブな思考から行動しようとしてもエネルギーを上手く使えません。
肯定的で自分にとって真実だと思える音楽に取り組むべき理由を思い出すと、そのためにするべきことが明確になってやる気も湧いてくるというもの。
さらにそれに伴って身体の動きもスムーズになり、パフォーマンスの質が上がったりするもの。
何かを避けるため・やらないためではなくて、やりたいことや得たいものにフォーカスして考える。
せっかく取り組む動作の質を上げるためにオススメですよ!