アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

パソコン作業と初見演奏の共通点

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有吉尚子です。こんにちは!

先日普段とは違うパソコンで書物をしていて、パソコンの反応スピードがいつもより遅いときに自分の首や身体を固めて行ってだんだん動きにくくなっていくことに気が付きました。

これって初見で追いつかない曲を演奏するときに起きることと似ているなと思ったのでどんなことなのかシェアします。

普段のではない反応の遅いパソコンを使う時、「次にこの操作をしよう!」という思考のスピードに対してパソコンがワンテンポ遅れて動くので「更に次はこれ」と思ったときにはまだパソコンの動きの準備が出ていないんですね。

一瞬待たされる間、次にやる動きについての意図がありそこに「一拍待つ」という意図は含まれていないわけなんです。

次にやろうとすることに対してパソコンに待たされてる一瞬はできることが無くなるんですね。

できることは無いけど次の動作をする、というのは現実的に不可能な意図です。

人間の身体は現実的に出来ないことでもしようとしますが、不可能ことだと固まるようになっているようです。

初見演奏のときも全く同じですね。

楽譜を読み取って指や息をコントロールして音にする作業がやろうとする速度よりも遅ければ、頭の中では「身体は何をしていいかよくわからないけど何かする」という意図になってしまいます。

混乱して固まるわけですね。

その動作ごとに身体に起きるのはほんの些細なこわばりでしかないかもしれませんが、小さな固まりとそれを力づくで動かすことを繰り返していくと疲労不快感につながって大きくなっていきます。

慣れた曲の演奏と初見で疲れ方がちがうのは、脳みその働きが違うだけでなくて実際の動きにも違いが出ているからかもしれません。

特定のシュチュエーションでだけなんだかうまく行ってないな、というときには振り返ってみると意外なことに気がつくかもしれませんね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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