レッスンや講座の時にご自身で無駄に力んでるなと感じたようで「力を抜かなくちゃ」と言ってる方をよく見かけます。
有吉尚子です。こんにちは!
不必要な力を使っているならそれは楽で自由な演奏のために良いアイデアだと思います。
でも「力を抜かなくちゃ」と思って実際にそれはできるでしょうか。
なかなか難しいという場面が多いのはなぜなんでしょう。
これは不要に感じる力でも何かしら必要があって使っているからではないでしょうか。
例えば身体のどこかで本当は必要なのに働いていない部分があるからその役割の代わりをしようとしていたり、
必要な動きがまだよくわかってない初心者の頃にやっていた習慣が残っていたのだったり。
初めから完全に不要だと思うことであれば無意識的にしてもわざわざやってるわけはないですよね。
力を使っているのには必ず何かしら理由があるものです。
その理由が解決されないといくら「脱力!」と自分に言い聞かせてもなかなか難しかったりします。
やめたいと思うことをやっていることに気づいたら、なぜそれをしているのかを探ってみましょう。
脱力の代わりに別のところをもっと働かせると上手くいく、なんてこともあるかもしれません。
ピンときたら取り入れてみてくださいな。