社会人だと常に楽器を持ち歩くわけにもいかないし音出しできる時間を毎日確保するのも難しかったりしますね。
有吉尚子です。こんにちは!
今日はお昼休みに楽器なしでできる譜読み方法をひとつご紹介します。
用意するものはやっている曲のスコアとパート譜と鉛筆。
とっても簡単です。
パート譜で最初に自分が出てくるところ、誰かと一緒なのかどうか、一緒の人がいるならそれは誰なのかをスコアで確認してみましょう。
思っていたのと同じ楽器の組み合わせでしたか?
もしかしたら思っていた楽器がいなかったり、一緒じゃないと思ってた楽器が同時に出ていたりしたかもしれませんね。
楽器の組み合わせは作品の中で作曲家がどんな音を求めていたかがわかる大切なヒントです。
パート譜の余白に一緒だった楽器をメモしておきましょう。
フルートとチェロと一緒なら「+fl.vc」なんてメモで充分。
そしたら実際に合奏の時に一緒の楽器の人を見ながら出てみましょう。
指揮者だけを頼りにしてる時よりずっと縦が合うようになるはずです。
もしまだ昼休みが残っていたら最初の出だしだけでなく曲全体をそうやって見てメモ書きをしてしまいましょう。
トランペットと一緒なのかフルートと一緒なのか、なんてことだけでもどんな響きにしたい部分なのか想像もできるし、アンサンブルもしやすくなります。
ぜひ試してみてくださいね!