楽器練習効率化ガイドブック

ここまで聴き取りの練習や
聴いたものにどう反応するか、
ということをテーマに
色んなトレーニング素材を
ご紹介してきました。

今回はそれで身につけたスキルを
活かしてアンサンブルで遊ぶ方法
をお伝えします。

有吉尚子です。こんにちは!

今回ご紹介する内容には
即興的な要素がありますが、
クラシック奏者でも毎回
同じようには演奏しませんね。

ニュアンスや相手の出方次第で
色んな反応を求められるような
アンサンブルだと、
とてもエキサイティングで
毎回新鮮な演奏になります。

そしてその反応のトレーニングを
するのには楽譜に書かれていない
けれどその場面にマッチすることを
自分で考えるという方法が
とっても役に立ちます。

さらにクラシック作品の演奏は
楽譜に書いてあることの
行間をどう読み取るか、
なんてことも必要です。

いわゆるアナリーゼですが、
それは作曲家がどんな意図で
その音そのリズムを選んだのか
ということの足跡を辿る作業
でもあります。

自分が音を選んだ経験が
あるのとないのとでは
作曲家の意図の見え方が
全く違ってきます。

アナリーゼにも役に立つ
都合のいい方法なんですね。

また趣味で演奏している方にも
コードでアンサンブルできると
和音内で自分の音がキレイに
はまってるかどうかを
注意して聴くようになり、
だんだんそれが和音として
調和しているかどうかも
聴けるようになっていきます。

相手がどんな音形をやっているのか
聴き取るのに慣れてくると、
だんだんとそれがどんなニュアンス
なのかにも意識が向いてきます。

では具体的な方法についてです。

これはみんなで一緒に楽譜を
見ながらやりましょう。

2016-11-02_03-03-01

レッスンで使うなら
生徒さんが上の段の旋律を、
先生がコードをヒントに伴奏を
つけてあげましょう。

楽団の仲間と遊ぶならお互いに
交代しながらやって行きます。

これは単旋律でもそこについている
ハーモニーがどんな風なのかを
感じて身につけるのが目的です。

下の段はコードに慣れていない
場合に構成音をメモするのに
使ってください。

そこに伴奏音形を書き込んで
しまっては即興要素が無くなって
ちょっともったいないですよ!

旋律が動いてる時は長めの音形、
休符や伸ばしのところで
動きのある音形にすると
バランスが取れていいですね。

もしも並行や並逹、第三音重複など
和声学や対位法の禁則を
知っていたらそれも取り入れると
美しいオブリガードに
できちゃいます。

そんなの聞いたことないし
わからないという場合には
気にしなくて大丈夫!

例えばこんな感じを参考に。

2016-11-02_03-03-21
それに慣れたら今度はパートを
反対にしてみます。

レッスンなら先生が上の段の旋律、
生徒さんが旋律の持っている
ハーモニーに合う音を即興で
選んで演奏しましょう。

即興をやったことのない方だと
最初はドキドキかもしれませんね。

ハーモニーに合う音のヒントは
コードが示してくれています。

間違えたりしても
とにかく止まらないで
最後までたどり着くこと、
そして最後まで行ったら
チャレンジした勇気をお互いに
讃えあいましょう!

チャレンジしない人は永久に
進歩なんてしません
あなたと一緒にやったお仲間は
一歩踏み出してチャレンジ
したんですから。

お互いに慣れたらさらに
ステップアップです。

今度は旋律パートは無視して
完全にコードだけでアンサンブル
してみましょう!

相手がやったことをカノンで
真似てもいいし、
合いの手を入れられそうな
タイミングを見つけたら
すかさず入れてみたり。

そういう遊びになれると
耳も反応力も格段に上がって、
アンサンブル能力がアップする
だけでなく譜読みも速く正確に
なって行きます。

さらにコードとメロディで
アンサンブルしながら
ソルフェージュのトレーニングを
できるようになると、
そういうスタイルの楽譜は
すでに数えきれないほど
出版されてるのでアレンジいらずで
無限に遊べるように
なっちゃうというオマケつき!

都合のいいことだらけな
アンサンブル遊び、
ぜひ取り入れてみてくださいね!

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