アレクサンダー・テクニーク 思考と心 本番 練習 身体の仕組み

環境に左右されにくい奏法

「ひとつの絶対に揺るがない完璧な奏法があったら、柔軟性なんてなくても大丈夫!」そんな風に思ってしまってはいないでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

場面によって色んな音色の使い分けをするときにはアンブシュアや楽器の角度や響かせるときの身体の具合など変化させる必要のあることはたくさんですよね。

そう意味では柔軟なコントロールは必要なものですが、他にも柔軟性が必要な場面はあるんです。

例えば。

・標高の高いところに行ったとき

・ホールに冬着のお客さんがたくさん入ったとき

・急に台風が来て湿度や気圧がそれまでと変わってしまったとき

・海外に行って乾燥した会場で演奏しなければならないとき

こんな風に普段のそのままの奏法では対応しきれない!という現場を体験したことのある方も多いと思います。

そういうときに仕掛けそのものを見直すような時間はないし、どうやって対応しましたか?

結果的に出る音をなんとかいつもの状態にしようと奏法を色々工夫するのではないかと思います。

どんな仕掛けを使っても結局その人の音が出るというのはそういうことですね。

そういうコントロールができると環境の変化による影響を受けにくくなるし、リード楽器ならついでに「このレベルのリードじゃないと絶対ダメ!」なんてことも減ってしまいます。

ということはリードにかかる出費も減るんですね(笑)

顎はこの角度、噛み具合はこれくらい、脇はこのくらい開けて…なんて固定化された唯一の正解奏法を求めてしまうと、そこから動かないでキープしようとあちこち固めることにつながったりしますよね。

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あちこち固めてしまったら環境の変化や音楽の求める表現によってしたいはずの繊細なコントロールなんて出来ません。

生徒さんや楽団仲間から「この吹き方であってますか?」なんて質問をされたときも、常に色んなことに対応できる柔軟性があるかどうかに目を向けておきたいものですね!

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