やる気が無いなら出ていけ!
やる気があるなら這い上がって来い!
なんていう指導、最近ではあまり見かけなくなりましたね。
有吉尚子です。こんにちは!
少なくなってはきているもののまだまだ閉鎖空間でのレッスンのときなどに起こっていることではないでしょうか。
やる気がないのは気合いとか根性とか生徒の才能とかそういうことではなくて、根本的にやりたくないと思ってる現場に行かなければならないという状況を作ってしまったこと自体が問題なのでは、とわたしは思います。
将来のために挫折の経験をさせる、それは無意味ではないかもしれませんが、立ち直るためには否定の何倍もの肯定が必要です。
ふるい落とされないために行き場所を無くさないためにやりたくないことをする、考えずに逆らわずにいる、そういう習慣を持つのは教育現場としては望ましくないのではないでしょうか。
やりたくて集まっていることが明確な音大などはともかく、そうでない教育現場は生徒をふるいにかけるような場所ではないと思います。
レッスンは安心して興味をもってチャレンジできる機会でありたいですね。