「本番でリードミスが出てしまった!」
「大事な場面で間違えちゃった」
「もっと準備しておけば・・」
そんな本番後に悔いが残ることって演奏していると多々ありますよね。
ついついやってしまったことやどうしても出来なかったことを何度も思い出して自分を罰するような気持ちになってしまうことも少なくないでしょう。
そんな時って心に痛みを感じるのが普通であり自然な反応です。
そして次の機会にはその教訓を活かして準備したりと役立てていくのですよね。
それが反省するってこと。
では。
落ち込んだり胸に痛みを感じないと次に何かを活かすことは出来ないのでしょうか。
冷静に考えてみるとそんなことは決してないのですよね。
でも何となく心にダメージを負っていないといけないような気がしちゃってはいませんか?
申し訳無さそうにしないと周囲の反感を買ったりするかもしれませんし社会生活をする上で「落ち込んでるフリ」が必要なこともあるでしょう。
とはいえ。
ミスの後に、何が余計で何が足りなかったのか、じゃあ次のときにはどうするのか、そういうことを含んでいない痛みの反芻は建設的な反省ではなく役に立たないただの後悔。
後悔はしたってしなくたって本当はどっちでもいいのです。
悔しい思いは胸を痛めるためでなく次への建設的なプランにつなげて行けたらそれで良いはず。
自分を罰して胸を痛めることは全然建設的なプランじゃないのである程度痛みを味わって満足したらいっそ忘れてしまいましょう!
そしてちゃんと次に繋がる「反省」をして今回起きたことからの情報を役立てていきたいものですね。
反省と後悔は違うということ、頭の片隅においていくのも良いかもしれませんね。