合奏になったときには周りの音に合わせたり、仲間のアインザッツを見るため楽譜から目を離す瞬間があったりするでしょう。
実はそういう合奏ならではの対処が必要なことも、一人で練習できる方法があるのです。
例えば一緒に出る人が誰なのか楽譜にメモしておいたり、自分のパートが休みのところでどんな音が聴こえるはずなのかスコアをみて確認したり。
自分のフレーズと噛み合うはずのフレーズがあるのなら、そのパートのリズムを足でトントンしながら吹いてみるのも良いでしょう。
音源に合わせて吹いてみるのも良いし、アインザッツを出すパートの方向に目を向けて合図をイメージしてみるのも練習になるでしょう。
もちろんCDなど音源でイメージしていた聴こえと実際の合奏では、バランスや近くにいて大きく聴こえるパートは違うでしょう。
それでも何にも用意していない場合に比べて「あ、ここがイメージと違った」「これは思ったより注意した方が合いやすいな」と冷静に情報を受け取ることができるようになっているはず。
何となくでも他のパートをイメージしつつ吹けるようになっておくと、合奏になったときにも予想外の音が聴こえて戸惑ったりすることは少なくなります。
一人で練習しているときにも合奏の準備の練習も取り入れてみるのはオススメですよ!