「めんどくさい」「気乗りがしないから後でいいや」「まあいいか」「別にいらないでしょ」その積み重ねが今あなたを行き詰まらせているとしたら?
成功する人はどんな風に「めんどくさい」と向き合うのでしょうか。
もくじ
「めんどくさい」を避けて成功するのは可能か
【成功する人は成功しない人が面倒くさがってしないことを率先してやる習慣を身に付けたからこそ成功している】
という言葉を目にしたことはあるでしょうか。
これは基礎練習や音楽理論を知るなど演奏に関わることだけでなく、仕事や人生でも共通すること。
トイレ掃除ができる人が出世する、などもよく耳にするでしょう。
誰もが目指すのに到達できない高みにたどり着ける人は、その他大勢と同じ行動思考生き方をしてはいません。
だからこそ他から抜きん出ることが可能なのです。
逆にその他大勢と大差ない同じようなことをしていて自分だけ上のレベルに行ける、という都合の良いことは起こり得ません。
レベルアップのチャンス
めんどくさいと感じたら脳と心に負荷がかかってるということ。
負荷がかかることは、筋トレなどと一緒でステップアップするためには必須です。
むしろ負荷をかけなければレベルアップは見込めないと言われるほど。
逆に考えると「めんどくさい」を乗り越えて動くことが習慣になっていけば、あなたはどんどん上に行けるということ。
出来ない理由、やらない理由は誰でもいくらでも思いつくことができます。
そして変化することは誰にとっても面倒であり、疲れることであり、怖いもの。
それを乗り越えるのにはたくさんのエネルギーが必要です。
「本当の成功者にデブはいない」と言われるのも、習慣的にエネルギーをたくさん使うことと関係していそうですね。
「めんどくさい」に負けない方法
・気乗りするかどうかに関係なくとにかく始めてみる
・チャレンジを一発奮起の必要なことにしない
・習慣化する
など探せば「めんどくさい」に向き合う色々のアイデアが見つかるでしょう。
つべこべ言い訳せずにとにかく動くことを積み重ねる、心がけたいものですね。
「とにかく何でもやる」の落とし穴
とはいえ当然ながら盲目的に何でもかんでもやれば良いというわけでもありません。
演奏について言うなら、基礎練や知識を得ることなど直接的に上達に繋がる面倒事と、校庭10周ランニングのような無意味な面倒事があります。
上達につながらない負荷をいくらかけ続けてもそれはただのムダ。
大きな会社の社長になる人が、庭で10年正座し続けるようなとんちんかんな努力をしていないのは当然だ、と誰でも感じるでしょう。
でもわたしたちは演奏になるとなぜ時にとんちんかんな努力を平気でしてしまうのでしょうか。
そして他人に同じ苦労を勧めてしまうのでしょうか。
的外れになる原因は
それはやはり本人としては確実に上達に繋がることだと心から信じているからでしょう。
そしてとんちんかんかどうかを判断する自分の指針を持っていないのも原因の一つです。
つまり、「上手なあの人」「有名なこの人」の発言を信じるしかないくらいに情報弱者だからということ。
それは不正確な知識でレッスン活動を行ったり、効果の怪しい情報を流布したりする人に、都合よく食い物にされてしまっている状態です。
自分で考えて判断できることは、情報のあふれる現代では必須のスキルになってきています。
信用できる情報はどこにあるのか
無責任な他人に振り回されたくはないけれど自分の指針となる判断基準は持っていないという人は、やはり誰かに頼るしかありません。
他人を頼るときには特定の一人ではなく、何人かの信用できそうな人に意見を聞いてみるのがおすすめです。
絶対的な教祖様を崇めるのは色々な意味で危険です。
その情報が本当に有効なのなら、何人もの意見が対立することなく共通の見解になっているはず。
コンクールの審査などもそうです。
よくSNSで話題になってますが、審査員一人一人の趣味などがコンクールの結果に反映されることはありません。
最低限これくらいという基準は、どんなにポリシーの違う審査員も大体一致しているもの。
そのように意味があることを確認した「めんどくさいこと」はぜひやったほうが良いですよ。
ソルフェージュがめんどくさい人こそ
ついでに言うならば上達のためにソルフェージュは不要であるなどと考えるプロ奏者は世の中に存在しません。
めんどくさいと感じるということは、そこを強化したらあなたは一段上の世界に進めるということ。
「めんどくさい」はチャンスです。
億劫で気乗りがしないしめんどくさいかもしれませんが、当教室の講座やレッスンでなくても良いのでぜひ取り組んでみることをおすすめします!