しばらく練習できなくてアンブシュアも姿勢や構えの筋力も吹き込みのための体力もずいぶん落ちてしまった。
そんな風に自分にがっかりなんてことも働く大人ならやはり時にはあるものですよね。
たとえ練習できなかった後ろめたさがあったとしても、もしかしたらその空白期間は上達のための奏法リニューアルの貴重な機会なのかもしれませんよ。
というのはしばらくお休みして古い習慣がリセットされているなら辞めたかった悪癖とおさらばする絶好のチャンスだから!
常々辞めたいと思いながら急いで間に合わせなきゃいけない本番が差し迫っている中で仕方なくやっていた古い奏法。
古い習慣を日々使っていながら新しい習慣に置き換えていくのはとっても難しいです。
だって日々その辞めたい習慣を強化しつづけているのですから。
練習というのは習慣を新しく作ること。
新しい奏法を身につけるのは古い習慣を新しい習慣に置き換えるってことなのですよね。
どうせ新たに習慣を作り直すなら今までの不具合のある奏法ではなく本当にやりたい奏法を選んでみてはどうでしょうか。
ブランクがあった悔しい期間、それは新しい本当にやりたい奏法に入れ替えるにはうってつけのタイミングなのかもしれませんね。