通勤電車で出来るソルフェージュのトレーニング方法のご紹介です。
今回は声に出さずに心の中で歌う「心唱」で音のインターバルを正確にするトレーニングにチャレンジしてみましょう。
声に出さずに心の中で歌うと、声を出すよりも難しく精度が高いトレーニングになります。
そして試しに思い浮かべた音が実際の音と合っていたかどうかを確認するために何かしら音の出るものを使います。
ピアノなど鍵盤楽器、もしくはイヤホンとピアノアプリが入ったスマホがあれば出来るのでチャレンジしてみてくださいね!
まず最初に、心の中で「ドー」と歌ってから、ピアノアプリでドを聴いて正しかったかどうか確認してみましょう。
合っていたら今度はそのドの音を基準にして「レ♭」を心の中で歌ってみます。
気づかないうちにズレないよう心唱してみるたび、アプリで音が合ってるかどうか確認しておきましょう。
ド♯が合っていたら今度はまたドのナチュラルを心唱してからアプリで確認。
問題がなければ次はレのナチュラルを心唱してから確認してみましょう。
さっきのレ♭へ進むのに比べてどれくらい音程が広がるのかに注意して思い浮かべてみてください。
レも大丈夫だったら今度はドを心唱してからミ♭を歌ってみます。
そんな風にドを基準にしてだんだん遠い音程に飛んでみましょう。
ドーレ♭
ドーレ
ドーミ♭
ドーミ
ドーファ
ドーファ♯
ドーソ
ドーソ♯
ドーラ
ドーラ♯
ドーシ
ドード(オクターブ上の)
というようにオクターブまでの全部の音程をドからのインターバルで歌ってみると、かなり相対音感が鍛えられます。
もしも余裕があったらオクターブ高いドを基準にそこから半音ずつ下がってくるパターンでも歌うと、上行系ばかりでなく色々なパターンで対応しやすくなるのでおすすめですよ。
ぜひ試してみて下さいな!