レッスンを受ける時、取り組んでた課題がクリアできた後でも「まだまだ自分はだめだ」
なんて謙遜してしまってはいないでしょうか。
有吉尚子です。こんにちは!
もしかしたらその謙遜が音にも何か影響しているかもしれません。
「思考が音になんてさほど影響しないでしょ!」と思いますか?
では実験してみましょう。
試しに「自分はいつまでたってもダメだからもっと努力しなければ」と思ってみましょう。
その時の姿勢はどんな風ですか?
呼吸の具合は普段と比べてどんな違いがありますか?
聞こえる音や視界はどうでしょう。
では反対に「一つの課題はクリアできた!次からは新しいことに取り組んでみよう!」と思ってみます。
姿勢や居心地や呼吸はさっきと比べてどんな違いがあるでしょうか。
聞こえる音や視界はさっきと比べてどうでしたか?
呼吸の具合に違いがあったなら、そのまま楽器を吹いたら音に違いがあるのは目に見えていますね。
今の身体の状態の違いは自分で選んだ思考が作り出したものです。
目や耳から入ってくる情報に違いがあったなら、アンサンブルで聴こえる周りの音だけでなく先生が何か言うことの理解度も違っては来ないでしょうか。
本番の時だけでなく練習やレッスンの時にも快適でパフォーマンスに有利な状態を作りたければ自分にかける言葉にも注意を払いたいものですね!