和音には落ち着きや盛り上がりや色んな雰囲気の違うものがたくさんあります。
でもそれって実は大きく見ると3種類に分けられるんですね。
有吉尚子です。こんにちは!
たくさんある和音の性格を一つ一つ全部覚えるのは大変でも、たった3つだけならなんとなく理解できそうな気がしませんか?
簡単なのでみてみましょう!
一つ目は落ち着きを感じる和音。
その和音が聴こえるとなんとなくホッとする安心感のある和音です。
それを「トニック」と呼びます。
どの和音がどんな役割かは調によって変わるので「ドミソなら必ず落ち着き」なんてことは言えませんがC-durで考えるならドミソが一番代表的なホッとする和音です。
次に色付けをする和音。
これはなんとなく華やかだったり切なげだったりと、少しだけ盛り上がりを感じる和音です。
「サブドミナント」という名前で呼ばれます。
ドミソに対してドファラになるとふわっと華やかな感じですよね。
最後の三つ目は盛り上がりを担当する和音。
これはそわそわ盛り上がって、その次にホッとする和音に戻りたいエネルギーのある和音です。
戻るためのエネルギーは推進力になるので先に進みたいパワーがあるんですね。
これは「ドミナント」と言います。
ドミソに対するシレソがそれです。
落ち着き、色付け、盛り上がり、この3種類のどれが今の場面の和音なんだろう?なんて考えながら聴いているとだんだん違いがわかってきます。
ぜひ試してみてくださいね!