ソルフェージュ 練習

音を出さない譜読み方法

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忙しい社会人には練習時間と練習場所の確保が大問題ですよね。

有吉尚子です。こんにちは!

それでも楽団の練習日までに細かいパッセージを練習しておきたい!

そんなときに使えるアイデアを今回はご紹介します。

細かい速いパッセージのときはメトロノームをインテンポに設定して間違えようとつっかえようと構わずとにかくそれに合わせてトライし続ける!というのは一番してはいけない練習方法だというのはもう知っていますよね。

いきなり慣れていない難しいことをやろうとしてもできないのは普通です。

そしてできなくて途中で止まったりテンポが遅くなったり間違えたりしたら、脳はそのまま動作を記憶します。

それは間違えるクセやつっかえるクセをつけているようなものです。

つまり、こういう練習はやればやるほど下手になっていくのです…(泣)

それにこの方法では楽器を吹けないときは何もできません。

じゃあどうしたら?

まず、楽譜に書いてある音を声に出して読んでみましょう。

音程のない棒読みでもいいですよ。

余裕のある人は音程をつけて音読してもいいでしょう。

音色の変化をなとなくつけてみたりフレーズはどこまでかな?なんて同時に考えたりできるとなお良いですね!

絶対につっかえたり間違えたりしないほどのゆっくりテンポでよどみなく音が声に出して言えるようになったら少しだけ速くしていきます。

ポイントはほんの少しのテンポアップにすること。

それを繰り返してインテンポで音が言えるようになったら、楽器を出してテンポは一度ゆっくりに戻して音読しつつ同時に読んでる通りに指を動かしてみます。

ここまでならせいぜいキーやピストンがパタパタいうくらいですから家族が隣の部屋で寝ていても、滞在先の壁の薄いホテルでも、他人に迷惑をかけずに練習できますね。

それができたら、実際に音を出しながらアンブシュアやブレスなどのコントロールに慣れていきます。

これもまたゆっくりテンポに戻して少しずつ速くしていくのが良いですよ!

この手順で練習すると、やみくもに最初からインテンポでトライする場合よりずっと少ない時間で出来るようになります。

お仕事から帰ったらビールの缶をぷしゅっとやる前に一日10分だけ楽譜を音読&指パタパタ練習をしてみると、「忙しいはずなのにこんな難しいことを一体いつ練習したの?!」と音楽仲間に驚かれちゃうかもしれません。

ぜひ試してみてくださいね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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