楽器練習効率化ガイドブック

有吉尚子です。こんにちは!

コンクールの直前や本番が
差し迫っているときのレッスン、
ついすぐに効果の出る方法
教えてしまうことって
あるかもしれませんね。

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例えばロングトーンのときに
無意識で音が減衰
してしまう生徒さんに
「ここはクレッシェンドして!」
という指示で減衰を防いで音量を
フラットにキープさせる、
なんていう場面。

これはその場では先生が意図した
演奏に簡単に近づけるでしょう。

でも。

その指示は他の曲や他の場面で
生徒さんが自分で
応用できるでしょうか?

もしかしたら何年か後に音を
まっすぐに伸ばせるテクニックを
身につけてからも、
「ロングトーンを見たら
クレッシェンドするものだ!」
という無意識の刷り込みが
起きてしまうかもしれません。

そうなったらその生徒さんは
後押ししてクレッシェンドするのが
クセになってしまいます。

時間があるなら減衰してしまって
いることを自覚してもらって、

そうするのは音楽的におかしい
ということも納得してもらい、

まっすぐに伸ばすテクニックは
どうやったら身に付くのか

という丁寧なレッスンを
したいですね。

時間がないからと言って説明を
省いてとにかく言った通りに、
なんていうレッスンをしてしまうと
その場では良くても後になって
なぜそういう歌い方を
求められたのかわからなかったり
自分で音楽の構成を
考えられなくなったり
いらないクセを招いてしまったり
という副作用があります。

レッスンする機会のある方は
気を付けたいポイント
のひとつですね。

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