アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

上達のために練習をやめる

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普段練習の時間が取れなくてやっとできた休日のさらえる時間。

そんなときってもったいなくてついやり過ぎてしまいませんか?

「せっかく練習できるチャンス、たくさんやっておかなくては!」

「まだ時間はあるからもう少し」

「一日休むと三日分下手になるから取り戻しておかなくちゃ」

なんて思ってたくさん吹いて疲れてしまうなんてことはよくありますよね。

わたしもしばらく休んでいて久しぶりに吹く時なんかは楽しくてついついたくさん吹きたくなってしまいます。

でも夢中になって吹いているうちに唇や腕は疲労してきますよね。

しばらくお休みしていた後は筋力が落ちているので身体はすぐ疲れてくるもの。

そして疲れてきた部分をカバーして本来やりたい動きではないことで無意識に吹いてしまったり。

こんな風に冷静になったときに本来やりたい動きじゃないことを続けているとそれが奏法として身についてしまいます。

だから不安をかき消すためにたくさん練習してもダメ。

不安を解消したいなら焦らずひとつずつ丁寧に本来選びたい奏法で吹いていき、本当に出したいと思う音質になっているかどうかよく聴くこと。

そしてちょっとでも負荷がかかってきたなと感じたら潔く吹くのをやめることができる心の余裕を持つこと。

そんなことを大切にすると筋肉が疲れてるのに無理のある奏法で吹き続けてトラブルを招くようなことはなくなるでしょう。

時には練習を止めるのも上達のための大切な選択ですね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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