アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション レッスン 合奏・アンサンブル 思考と心 練習

合奏指導の秘訣は自分自身を大切にすること

Pocket

今回はアンサンブルで合わせをする、吹奏楽で合奏をするなど、リハーサルのときにしたいことについて書いてみます。

有吉尚子です。こんにちは!

とにかくみんなで一斉に音を出してみましょう!

というのではまとまるのにやたらと時間がかかってしまいますね。

5118_yme3owm4yzbjodlmz

まず始めに共有したいことは口頭で確認してしまいましょう。

・何拍子のどんなイメージの曲か

・テンポや曲想の変わり目はあるか

・リタルダンドやルバートはどこか

・出だしやテンポの揺らぐところでは奏者の間では誰が合図を出すか

など、基本的な前提変化のありそうな箇所

それと変化のきっかけを作るのは誰かということ。

イメージの共有は特に大切ですね。

どんな曲なのかのイメージが違っていると音程やリズムは合っているのに何だかしっくりこない、なんてことになったりします。

これは具体的であればあるほど説得力のある演奏に繋がります。

色や匂いや味や手触りや風景など音以外のものもディスカッションするのに良い素材ですね。

次に音を出しながら確認していきたいこと

・誰がメロディで誰が伴奏か

・各場面でリードするのは誰か

・ハーモニーの移り変わりはどうなってるか

・ハーモニーの中でベースになるのは誰か

・合わせにくいのはどこでそれはなぜか

など、誰が何の担当かということと音にしてみてどうだったかということ。

誰が出るべきで誰がサポートなのかというのも整理したいですね。

そして必ずしも毎回メロディのパートがリードするとは限らず、伴奏が細かい音形でテンポを作ったり低音から煽ったりなど色々なアンサンブルのパターンがあります。

その箇所でリードできそうなのは誰かというのもお互いに確認しましょう。

また、何か気付いたことがあった場合はダメ出しよりはどうしたら上手くまとまるかを建設的に話し合いましょう。

個人個人のテクニカルな足りない部分は本人が認識していた場合は敢えて指摘しないというのも萎縮させないためのアンサンブルの取りまとめスキルとしては大切なこと。

そして最後に一番重要なのはトレーナーは万能の神様でなくてもいいということ。

色んな実験をして相手やグループに合わなかったらさっさと撤回してしまいましょう。

撤回するのは勇気が要るけれどそれまでに丁寧に築いてきたどうしたらよりお互いの望むことを実現できるか一緒に考えられる信頼関係というのはとても強みになります。

それさえできたら多少ミスをしたり間違えたりしてもお互いのコミュニケーションの中で軌道修正がしていけますから。

「自分は絶対にミスをしてはいけない!」と思ってるトレーナーよりも「もっと良いことを知ったらそれをシェアできる」というトレーナーの方が信頼できるし魅力的ですものね。

教わる側の望みも大切ですが、ぜひともご自身のことも大切にできるトレーナーでいてくださいね!

【追伸】

合奏や普段のレッスンの中で使えるソルフェージュや譜読み法、ココロと身体のことなどを学べるワークショップを定期開講しています。

ぜひ一度覗きにいらしてください。

いつまでも進化し続けたい熱意のある方にお会いできるのを楽しみにしております♪

メール講座では演奏に必要なスキルについてさらに詳しく毎日無料でお届けしています。ぜひ読者登録してくださいね!
完全無料

受信形式

HTMLメール

文字メール

  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

-アレクサンダー・テクニーク, コミュニケーション, レッスン, 合奏・アンサンブル, 思考と心, 練習

Copyright © N music salon All Rights Reserved.