今回は自分が演奏しながらアンサンブル相手がどんなことをやっているのか聴き取るためのトレーニングをご紹介します。
有吉尚子です。こんにちは!
結構高度な耳の訓練ですがこれも遊び感覚なので合奏の集中力が切れてきたときなんかにみんなでやると面白いかもしれません。
まず、二人組になってAさんとBさんを決めましょう。
まずAさんが上の段を吹きながら、Bさんに手拍子や太鼓などで叩く下の段のリズムをやってもらって聴き取ります。
この楽譜を使うときは聴き取るパートが見えないよう隠したり色を塗ったりして活用してくださいね。
Aさんは聴き取ったものを楽器をおいて手か太鼓で叩いてみましょう。
Bさんはそれが合ってるかどうかチェックする係です。
Aさんは正確に叩け亭たらそれを楽譜に書き起こしてみます。
聴き取って真似するだけでなくそれがどんな譜割りになっているか知ることは頭の整理になって、譜読みをする時に正確に読めるようになる効果があります。
初めはロングトーンで伸ばしつつ聴き取るというところからスタートして慣れてきたら徐々に複雑にしていきましょう。
リズムが問題なく取れるようになったら今度は音程も聴き取ることに慣れて行くといいですね。
これも聴き取ったら答え合わせに吹いてみて、それができたら楽譜にしてみます。
できたら別の素材でAさんとBさんの役割を交換したり、違うメンバーと組んでやってみたりというのも楽しいですね。
これは聴き取るものを提示するBさんも楽譜を正確に音にする練習になるので一石二鳥なトレーニング方法です。
是非遊びたくなったときに取り入れてみてくださいね!