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cedezとritardandoの違い

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今日は閑話休題、楽譜にある言葉の意外な意味についてのお話です。

有吉尚子です。こんにちは!

新しい楽譜を手にして、知らないことが書いてあったらとりあえず辞書で調べますよね。

そのときに、何の辞書を使いますか?

わたしは楽語については音楽辞典ではなく普通のイタリア語やフランス語など原語の辞典を使うのをオススメしています。

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なぜというと、たとえばallegroは音楽用語の「快速テンポ」という意味だけではなく、イタリア語では「陽気な・快活な」という意味なのです。

それを知っているとただ単に速い、というのとは捉え方が変わりますよね。

他にもmoderatoは音楽辞典にあるのは「中くらいの速さで」。

中くらいってあやふやですがイタリア語では「控え目な・無茶しない・抑えた」となってます。

adagioは「くつろいで」。

largoは「幅広い・ゆったりとした・気前の良い・偏狭でない」。

cedezはフランス語で「譲る」という意味です。

ritardandoと同じ、なんて言われてしまったりしますがニュアンスが違うのですね。

schnelleはドイツ語で「速い」という意味の他に「急流・早瀬」という意味もあります。

フェルマータfermataに至っては「停留所・駅・立ち止まること」ですからね。

音を長く伸ばす、ではないのですよね。

まだ知らなかったことはもちろんですが、すでに知ってることも原語の辞書でもう一度見てみると新たな発見があって面白いかもしれません。

それでは、また次の記事で!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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