アナリーゼ ソルフェージュ 練習 音楽理論

cedezとritardandoの違い

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今日は閑話休題、楽譜にある言葉の意外な意味についてのお話です。

有吉尚子です。こんにちは!

新しい楽譜を手にして、知らないことが書いてあったらとりあえず辞書で調べますよね。

そのときに、何の辞書を使いますか?

わたしは楽語については音楽辞典ではなく普通のイタリア語やフランス語など原語の辞典を使うのをオススメしています。

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なぜというと、たとえばallegroは音楽用語の「快速テンポ」という意味だけではなく、イタリア語では「陽気な・快活な」という意味なのです。

それを知っているとただ単に速い、というのとは捉え方が変わりますよね。

他にもmoderatoは音楽辞典にあるのは「中くらいの速さで」。

中くらいってあやふやですがイタリア語では「控え目な・無茶しない・抑えた」となってます。

adagioは「くつろいで」。

largoは「幅広い・ゆったりとした・気前の良い・偏狭でない」。

cedezはフランス語で「譲る」という意味です。

ritardandoと同じ、なんて言われてしまったりしますがニュアンスが違うのですね。

schnelleはドイツ語で「速い」という意味の他に「急流・早瀬」という意味もあります。

フェルマータfermataに至っては「停留所・駅・立ち止まること」ですからね。

音を長く伸ばす、ではないのですよね。

まだ知らなかったことはもちろんですが、すでに知ってることも原語の辞書でもう一度見てみると新たな発見があって面白いかもしれません。

それでは、また次の記事で!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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