他人に何か指摘されたとき、「言ってることは間違ってない正論なのになんだか受け入れたくない」なんて思ったことはありますか?
有吉尚子です。こんにちは!
きっと社会人なら少なからずそういう体験はしたことがあるでしょう。
そんなとき、ただ腹を立てたり嫌悪感を抱くだけでなく、その人の何が受け入れたくない要素なのか考えたことはあるでしょうか。
・言い方が命令口調だった
・共感的に言って欲しかった
・昔こっぴどい振られ方をした
・その人の口が臭かった
・顔がキライ
などなどそれぞれのケースで理由はいろいろあると思います。
では。
厳しいことを伝えられてるのにこの人の言うことなら信用して受け入れようと思うのはどんなときでしょう。
例えばやったことに対する努力を認めてくれたり、気持ちに共感してくれたり、頭から全部否定されたとは感じさせない配慮があることは受け入れたくなる要素の一つではありませんでしたか?
それでは今度は我が身を振り返ってみましょう。
自分がレッスンや何かアドバイスをするときにどんな風に伝えていますか?
「これがダメだよ」なんて相手のことを否定するだけの表現をしてしまうことはありませんか?
ダメであろうとする意図でわざわざ行動する人はいませんから何をしているにしろなにかしら肯定的な意図があってやっていることなはずです。
何を目指していてどんな肯定的な意図があるかに目を向けずにただダメ出しをされたら、「正論だけど何となくムカつくから従わない」なんて思ってしまうのは自然なことではないでしょうか。
顔やらそもそも持ってるにおいや昔振られたことなんかはどうにもならないかもしれませんがほんの少しの言葉の選び方に配慮のあるかどうかで良いことを伝えてるはずなのに拒否されてしまってはお互いにとって機会と時間がもったいないことですよね。
ピンときたら気にしてみるのも良いかもしれませんよ!