何度も同じことを指摘されて、頭ではわかってるのに何故かそのときになると思ってないことをしてしまう…なんてことはありませんか?
有吉尚子です。こんにちは!
「頭ではわかってる」というのと「必要なときに選択できる」は全然別のことです。
必要なときに使えないならそれは知ってるだけの使えない知識ですね。
どうしてわかってることを実際にはできないなんてことがあるんでしょう。
これは単にそれをするのに慣れてないということだけでなく、もしかしたらとっさのときに信用できるプランではないと無意識に思ってしまってはいないでしょうか。
すぐに反応しなければならない場面では、より安全にできることを選びがちです。
それは本能的なレベルで「今までやってきたことは安全」なんていう思いがあるのかもしれません。
そんなとき、それまでに何度もやってきて本当に上手くいったかどうかは関係がなくて、新しいことをするのには危険が潜んでるかもしれないから知ってることをする方が安全、なんて思うのは生物の生命維持の反応としては正常ですね。
何度も同じことを指摘されるのはまだそれが自分の中で信頼できるだけの成功体験がないから、とっさのときに古い習慣を選ぶことをしがちなのかもしれません。
「これをすれば上手くいくはずだ」と「これをしたら上手くいった」では全然違いますからね。
良いことを知っただけで実際にやらないでいれば当然成功体験には繋がりません。
良いとわかってるのにできない、なんてことがあれば実際に試して成功体験を何度もするというのもひとつの手かもしれませんね!