有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 著書『音大に行かなかった大人管楽器奏者のための楽器練習大全』(あーと出版)を2023年8月に発売。Amazon「クラシック音楽理論」カテゴリーにて三週間連続ベストセラー第一位を獲得した他、「音楽」カテゴリー、「クラシック音楽」カテゴリーでもベストセラー第一位を獲得。 BODYCHANCEおよびATI(Alexander Technique International/国際アレクサンダーテクニーク協会)認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。聴く耳育成®︎協会代表理事。管楽器プレーヤーのためのソルフェージュ教育専門家。クラリネット奏者。

高めるべき緊張と落ち着かせるべき緊張

2025/12/16  

本番前や合奏中に当てられて一人で吹かされるときなど、演奏者が緊張を感じる場面はたくさんあります。 緊張したら「落ち着いて」と自分に声をかけている方もきっと多いでしょう。 でも緊張は本当に落ち着かせた方 ...

ブランク明けの練習法

2025/8/12  

しばらく楽器を吹けない日が続いた後、久しぶりに吹くと口の周りやお腹付近など筋力が落ちていることを感じるでしょう。 長いブランク明けはつい焦っていきなり長時間音出しをして疲れたり、無理矢理今まで通りに吹 ...

脳のピークは40-70代

2025/8/12  

長年演奏について悩んでいたことが解決すると「若い時に知っていればよかった」と感じるかもしれません。 確かに若いときほど物覚えがよく年を重ねるほど学びに関しては不利になるような気もしますが、果たして本当 ...

「めんどくさい」は成功の種子

2025/8/12  

「めんどくさい」「気乗りがしないから後でいいや」「まあいいか」「別にいらないでしょ」その積み重ねが今あなたを行き詰まらせているとしたら? 成功する人はどんな風に「めんどくさい」と向き合うのでしょうか。 ...

演奏に集中できない原因と対策

2025/8/12  

「目の前のフレーズや音楽に集中して演奏したい!」 そう思っているはずなのになぜかスワブの置き位置が無性に気になったり、 「さっき間違えたところをどうやって練習しようか」という今でなくて良いことをつい考 ...

本番だけブレスが持たない

2025/8/12  

練習のときは問題なく息が続くのに、本番になるとブレスが持たなくなる。 それにはちゃんと理由があるのです。 ブレスを妨げてしまう原因は何なのか、一緒に見ていきましょう。 もくじなぜ本番だけ息が持たなくな ...

上手い人はより上手く、ヘタクソはより下手に

2025/12/16  

ここまでたくさんの記事を読んでこられた方はアレクサンダーテクニークって万能だな! これさえあれば何でも出来る・・・詐欺みたい! そんな風に感じるかもしれません。 でもそんなこれさえあればok!なんて万 ...

エスクラ・ピッコロがカスカスの音になる

2025/12/16  

いつもより高音のサイズも小さい特殊管楽器を演奏するとき、普段どおり吹いているつもりでもちょっと鳴りにくかったり音にツヤやハリがないなんてことはありませんか? 「楽器が小さいならいつもより少ない息で鳴る ...

高音への跳躍で肩が上がる理由

2025/8/5  

高音に跳躍するときなどつい左肩を上げてしまう動作、クラリネットやサックス奏者にあるあるな光景です。 しかし「肩を上げるな」という指示は、身体の構造上吹きにくくなってしまう面もある言葉なのです。 今回は ...

「楽しく演奏する」は逃げ

2025/8/4  

本番前の舞台袖、緊張してるしワクワクソワソワしてる。 そんなとき、「楽しく演奏してきます!」など、つい口にしてはいませんか? 本番前に言いがちな言葉ですが、実はパフォーマンスの質を落としてしまうことも ...

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