音楽の基礎スキルとは

音楽的な演奏をするには楽器を使って音を出すだけでなく、

  • 楽譜に書いてある情報を読み取って再現する力
  • 楽器をコントロールするための自分に合った心と身体の扱い方
  • ハーモニーやリズムを合わせたり、旋律や和音から音楽の方向性を聴き取るための耳の使い方

など本を読むために言葉を知っておく必要があるような、音楽の前提となることがあるんです。

これは知っておくだけで楽譜が音符の羅列ではなく音楽に見えたり、アンサンブルでどこに合わせたら良いかがわかったり、練習を効率的に組み立てられたり、なんてことが出来るんですね。

それを知らないとやみくもに時間をかけて練習してるいる割に、なかなか上達を実感できなかったり、先生やトレーナーの言う通りにしか歌い回せなかったりしないでしょうか。

譜読みの仕方や耳の使い方がわかれば、あなたがやりたい音楽が見えてくるので歌い回しに自信を持て、音程やリズムも的確になります。

音楽的にやりたいことがはっきりしたら、後はケガやストレス無く楽器と身体をコントロールできたらどうでしょう。

それがあなたの本来の音楽センスであり、アンサンブルをもっと楽しくするための方法なんですよ!

 

譜読みのスキル(アナリーゼ)

アナリーゼとは

楽譜を読んで「どんな曲なのかな?」ということがわかるために分析をする作業です。

和音の組み合わせによる曲の表情の変化や旋律が表したいニュアンスなどを読み取って演奏するときに活かします。

どうやるの?

同時に鳴ってる音や前後にある音などからどんな和音なのか把握したり、似たような音形があればどんな変化をしてるのかを見ていったり、作品全体がどんなストーリー展開になっているのかを調べたりします。

演奏に関係ある?

演奏するときは和音の色合い変化や旋律やリズムの特徴、全体のストーリーがどんな風に進んでいくのか、など読み取ったことから自分がどう演奏したいかの手ががりを見つけて表情やニュアンスを付けて行きます。

それをしないとのっぺらぼうな演奏になってしまったり、先生やトレーナーの言う通りにしか演奏できなくなったりします。

もちろん関係ありますね。

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楽器と身体のコントロール(アレクサンダー・テクニーク)

アレクサンダー・テクニークとは

音楽だけでなくどんな動きにも共通する身体の使い方のことで、ダンサーや役者さんやスポーツ選手も取り入れているメソッドです。

何か特別な才能があったり特殊な能力を身につけたりするのではなく、そもそも元から人間の身体に備わっている機能をより良く使ってやりたいことをより効率的に良い質で行いましょう、という考え方。

名前が長いのでATと略されることもあります。

アレクサンダー・テクニークは何に役立つの?

例えば楽器演奏や日常動作などで、やろうとすることがあるのに何だか動きが不自由だったり「どうも上手くいかないな」、なんてことが解決することが多いです。

また、身体に無理のかからない動作を選んで動くことでケガや故障を防ぐことにつながります。

自分では気が付いていない些細な動きの変化をすることで、何気なくやっていることがもっとずっと快適に上手くできるようになります。

アレクサンダー・テクニークどうやって使うの?

もしも身体の仕組みについての勘違いがあればそれを直したり、考えていることの整理をしたりして、実際の仕組みに沿った動きをできるような習慣を作っていくことで、自分の心と身体を思った通りに使えるようになっていきます。

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音楽的な耳の使い方(ソルフェージュ)

ソルフェージュとは

ソルフェージュというのは音程やリズムを聴き取ったり音楽の進みたい方向を感じる力のことを言います。

耳が良いとか悪いなんて表現をされることもありますが、これは聴力のことではなくて聴こえた音からどれくらいたくさんの情報を受け取れるかということなんです。

ソルフェージュは多くの音大で書き取りや初見視唱などが入試科目になっていて、入学後にも授業があります。

 

ソルフェージュが出来ると

たくさんの情報を受け取れるとハーモニーが合ってるかどうかリズムがどうなってるかだけでなく明るい・暗い・鋭い・柔かい・硬い・太い細いなど含まれる倍音によっての音色やニュアンスの変化といった微細なことに気がつけます。

言語で例えるとわかりやすくて、
「ねえ、あのさ・・」
と言われたときにそれだけでも

・楽しい話をきいてほしい
・怒ってる
・呆れてる

などの違いがわかるような表情やニュアンスを聴き取ることができるとコミュニケーションがより円滑になりますね。

音楽でも受け取れる情報が多いほど曲を聴いたときや演奏するときに、より意味を持って聴こえるので意味がわからない音の羅列と思っている場合より興味深く楽しく吹く・聴くことが出来ます。

周りと合わせるアンサンブルでも、自分や周りの音がどんな風かを把握してお互いに反応し合えると、ただ一緒に並んで楽譜の通りに音符を並べる場合より充実した演奏をすることが出来ますね。

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