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ジュリアードで実践している演奏者の必勝メンタルトレーニング

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演奏者の心のトレーニングって指や呼吸などフィジカル面、読譜や解釈など音楽面の準備と同等またはそれ以上に大切だなとすごく感じるこの頃。

かといって演奏家の専門のメンタルトレーニングコーチなんてあまり聞いたことがないし、多くは普段の楽器の先生から参考程度にお話を聞く程度となってしまいがちなこの分野。

もっと体系的に誰でも学べる機会が増えていったらいいなと思うのでいくつか読んでみて面白かったり参考になったものをご紹介しますね。

これをきっかけに情報を探していただけたら嬉しいです。

まずはこの本。

ドン・グリーン著
辻秀一監訳
「ジュリアードで実践している演奏者の必勝メンタルトレーニング」

ソプラノ歌手とホルン奏者の若い二人の演奏家が大切な本番やオーディションを乗り切って成果を出すためにどんな手順で心のトレーニングをしていくのかが書かれていてとても興味深い一冊です。

緊張して走ってしまったり興奮しすぎてしまう傾向があるソプラノ歌手。

そして慎重になりすぎたり考えすぎてしまう傾向があり思い切ってアピールするエネルギーをもっと使いたいホルン奏者。

この真逆に感じられる二人を導くのが著者でコーチのドン・グリーンさん。

例えば階段を何度も上り下りしてドキドキした状況を作ってから呼吸をこういう風にして気持ちと身体をコントロールする、なんて具体的でわかりやすく読んでいるわたしたちもすぐに実践できるようなアイデアが満載。

どの段階でどんなトレーニングが必要でどんな効果があるかを若い奏者がオーディションなどにチャレンジして人生を切り拓いていくストーリー仕立てで書いています。

大切な本番がある前に読みながら一緒に実践していくといつもの本番とは違った心のコントロールを体験できて面白いかもしれません。

本番1ヶ月前くらいから少しずつ読んでみるのがオススメですよ!

ドン・グリーン著
辻秀一監訳
「ジュリアードで実践している演奏者の必勝メンタルトレーニング」

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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