メール講座読者さんからの記事内容リクエストで
「丹田(たんでん)についてどう思いますか」
というご質問をいただきました。
「丹田を意識してブレスをする」
「丹田を思いながら立ち座りする」
なんていう風によく使われる言葉ではあるもののわたしも詳しく知っているわけではなく正確に説明することはできませんが丹田というのは東洋医学などでおへその10cmほど下辺りにあるとされているポイントだそうです。
丹田という臓器があるわけではなく解剖学的にその辺りにあるのは腸などでしょうか。
現実的に存在しない臓器をコントロールすることはできないというプレーヤーもいればそこを意識することでブレスや音が良くなるというプレーヤーもいます。
わたしはそもそも具体的に何をどうするのかあやふやな「意識する」という言葉に疑問を持っているので「丹田を意識する」というのが何をすることなのかははっきり言ってわかりません。
とはいえ音楽に限らず色んな分野で丹田に何かすることで何かしらの効果があるというのは無視できない事実だと思います。
もしかしたら現在はまだ解明されていない物質の通り道とか貯蔵場所であるなんて可能性もありますものね。
とはいえ現時点ではその実態がよくわからず具体的に何を引き起こすことなのかあやふやである以上、個人的には深層筋を働かせるためのイメージの話なのかな、という印象を持っています。
もちろんひとことで「迷信だ」とか「関係ない」と言い切れるものではないけれど、何かしら役に立つらしいとはいえ丹田それ自体が何なのかもそれをどうするのかも良くわからずどんな人にどんな効果があるのかもはっきり説明することの難しいものという風に思っています。
あまり参考にならなくてごめんなさいね。
YKさん、興味深いご質問をどうもありがとうございました。