コミュニケーション 合奏・アンサンブル 思考と心

つまらないことに傷つくな

誰かに批判されたり指摘を受けたりというときって例え自分では建設的に受け止めたつもりでもちょっとヘコんでしまったりしますよね。

それはもちろん自然な反応ですね。

ところで、宝塚歌劇団には「ブスの25箇条」というのがあるそうです。

聞いたことのある方も多いかもしれませんね。

検索するとたくさん関連記事が出てきますがこういうものだそうです。

【ブスの25カ条】

1 笑顔がない

2 お礼を言わない

3 美味しいと言わない

4 精気がない

5 自信がない

6 愚痴をこぼす

7 希望や信念がない

8 いつも周囲が悪いと思っている

9 自分がブスであることを知らない

10 声が小さくイジケている

11 なんでもないことに傷つく

12 他人に嫉妬する

13 目が輝いていない

14 いつも口がへの字形をしている

15 責任転嫁がうまい

16 他人をうらやむ

17 悲観的に物事を考える

18 問題意識を持っていない

19 他人につくさない

20 他人を信じない

21 人生においても仕事においても意欲がない

22 謙虚さがなく傲慢である

23 他人のアドバイスや忠告を受け入れない

24 自分が最も正しいと信じ込んでいる

25 存在自体が周囲を暗くする

結構ぐさりと来るものもありますよね。

この中の11番「何でもないことに傷つく」、これを誰かからアドバイスを受けた時にやってしまいがちではないでしょうか。

この何でもないことに傷つくという言葉からわたしが連想するのは幼稚園や小学校低学年だった頃のこと。

多くの女の子たちが何かというと「誰ちゃんに何を言われて傷ついた」「あの子は私より賢いから傷つく」「リレーで負けて傷ついた」なんてくだらない主張をしあってケンカしていたのを思い出します。

誰より良い点を取るとか悪口を言われないようにするとかそんなつまらないことが行動原理になっていては生きづらいですよね。

それに大人になってつまらないことで傷ついたと主張することは、弱った人につけこむ悪人か一緒に落ち込んで足を引っ張り合いたいネガティブな人を引き寄せるだけだと思います。

何かショックなことを言われてちょっとヘコむのは自然なことでも「傷ついた」という自分の気分に固執するのは何の進歩も生まないムダなことなのかもしれませんね。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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