「すごい奏者になるんだ!」「いつかこんなこともきっとできるようになる!」そんな目標を持つのは良いことだと思いますが、じゃあすごくない今の自分は本来の自分ではないのでしょうか。
有吉尚子です。こんにちは!
例えばすごくないのは本当の自分じゃないから気にしない、まだ本気を出していないからこの結果は偽りなんだ、そんな風に考えていたとしたらいつまで経っても上手くはならないかもしれません。
上達するのには目標があることは大切です。
そしてその目標までどれくらいの距離があるのかを正確に知っているのも大切。
でなければ行きたい方向に向かいようがありませんからね。
どこがどうだからすごくないのか、何を補い足す必要があるのか、そんな風に上達の道のりを具体的にしていくことが上手くなるには必要なんですね。
いつか本気を出すから、今は発展途上だから、今回は練習が足りなかったし、そんな自分に嘘をつく言い訳は役に立ちません。
自分がすごくないのは傷つくけれど今出せる結果が今の実力です。
すごいスキルを手に入れるには自分をごまかしてすごい気分になるのではなく、すごくない自分にどれだけ正面から向き合い続けられるかではないかと思います。